エンジン分解・オーバーホール



サンマルオーバーホールレポートです。
前回、エンジンを降ろしまして、今回は早速分解後のレポートです。

・・・といっても、DIYではなく、ショップでの作業です。
作業の合間に写真を撮ることができたので、紹介します。

クランクとピストンの写真です。
普段見ることのできないパーツですのでとても新鮮ですね。

クランクベアリング・ピストン・ピストンリング・・と消耗品はすべて交換します。
専門業者で諸々のバランス取りも行なってもらいます。
スタッフに聞くと一度も開けていないようなので、2012年現在で28年間の歴史が刻み込まれています。ちなみにめっちゃ快調に動いていたエンジンです。

シリンダーブロックの写真です。
この写真ではわかりにくいですが、シリンダー内部は鏡のようにピカピカです。もうピッカピカ(笑)
本来なら、最初からオイルを留めるために細かな「筋」というか「キズ」が付けられているはずですが、無い(笑)

ピストンも交換しますし、費用はかかりますがホーニング(上記の筋を付ける作業)もセットでお願いすることにしました。

ブロックの下の方はガスケットがダメになってオイルが滲んでいますね。車載していた時にも確認できていて見た目にも良くない感じでした。
ただ、漏れているってことは良いことではないのですが、ワーワー大騒ぎする程でもないな?と僕は思っています。こんなものでしょう。
今回はオーバーホールなので、いろいろなところをしっかりと直してもらいます。



心配した部品の在庫も、スタンダードサイズ以外のピストン・ピストンリングとシリンダーブロック以外は全て揃いました。
ですので、ピストン・ピストンリングはスタンダードサイズ、シリンダーもそれに合わせて微妙にホーニングすることになります。
詳しくは知りませんが、機械でガツンとホーニングできる削り代ではないためか、専門業者の職人さんによる手作業で行うことになるそうです。



完成が楽しみですー。
(ま、その後ホーニング・バランス取りで、僕的に、とてつもない金額が発生します。工賃なのでこれは仕方ないですがww キビシー。)



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