フロントフォークO/H



このバイクを手に入れたときはあまり気にしていなかったのですが、ツーリングをする内にフォークのシールが傷んだらしくオイルが漏れてきていました。
キャリパーにもオイルが垂れてきてローターも真っ黒。
さすがに命の危険を感じたのでオーバーホール(O/H)をすることにしました。



バイクごと前の職場の店に預けようかと思いましたが、軽く拒否されてしまいました(笑
店長:「バラすのめんどくさい!フォーク外して持ってきて。出来るでしょ?」
天照:「え?僕もメンドクサイんですが・・・・いや、ハイ。ワカリマシタ」


知り合い過ぎてもいけませんね。ま、その分工賃も安くなるのでありがたいと思うようにします。

フォーク上部フォーク中部

最初にバイクのフォークを外すということはサイドスタンドではバイクを停車維持する事が出来なくなってします。ボディーなどの硬いところと地面との間に台などを置きフロントタイヤを浮かした状態で水平に停車させるようにします。

後は当たり前ですが、基本的にフォークを固定しているボルトをひたすら外すのみです。


黄色丸で印がしてある部分を外していきます。
本当はフロントカウルを外してしまった方が作業はやりやすくなるのですが、 外すこと自体めんどくさくなりましたので装着状態で工具を差し込んで外します。

フォーク下部フェンダー

キャリパーのボルト、フェンダーのネジを外します。固定してあるものを全て外すと、スポッと外すことが出来ます。外したフォークは店に持っていってO/Hを頼みました。

先っぽ全景

フォークには錆も浮いており、店長さんは結構苦労したそうです。
取り付けは今までの逆の作業を行えば大丈夫です。
作業終了後は写真にある所(フォーク先端)にエアーを入れます。これで完成です。


シール代は1470円。フォークオイル代は3990円。工賃は1万円を値切って8400円。
合計13,860円。
安いと思う。

古いバイクなので、整備しなくてはいけないところがたくさん出てきます。しかしその都度しっかりと整備してあげればそれだけ長く乗り続けることが出来ます。
部品が比較的簡単に手に入る今だからこそ直しておきたいですね。

自分で作業できる所は自分で行い、無理な所は素直にプロにお願いする。
これが機械と長く付き合うコツかもしれません。




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