ステアリングロッド注油メンテナンス



板金屋さんに勤める叔父さんからのアドバイスを頂きました。
どんな車もそうですが、長時間動かさずにいると各部の油、グリスも固まって動きが鈍くなってしまいます。 動きが鈍くなるのはステアリング部も例外なく・・・久しぶりに乗るとハンドルが凄く重くなっています。

そこで、ボンネットを開けてステアリングロッドのジョイント部に注油してやると見違えるようにハンドルが軽くなる場合があります。
ハンドルが重いなと思われる方は簡単ですし、一度やってみましょう!

はい、記事終わり。


・・・と言うわけにもいかないので今回は確実に行うという事でステアリングロッドを取り外してジョイント部の動きの渋さを確認してみます。

ステアリングロッドバルクヘッドステアリングギアボックス

普段のメンテナンスでは黄色丸で囲まれた部分を注油してください。これだけでハンドルが軽くなる場合が非常に多いです。常に回転しながら更にひねりも加えられているのでここの抵抗をいかに少なくするのかが重要なのですね。

ステアリングロッドを外すには、黄色丸で囲まれた部分とステアリングギアボックス(写真右)に各一本ずつ固定されているボルトを完全に外します。

次ぎにプラスチックハンマー等で上から下に(ステアリングギアボックスの方向へ)叩きながら上部黄色丸のジョイント部を抜いてください。
その後ジョイント部を曲げてスペースを作った後、下から上へ(ジョイント部の方向へ)叩いて抜きます。

ロッド取り外し後ロッド単体

取り外したステアリングロッドはジョイント部に変な動きの渋さは無いかグリグリ回して確認します。もし有れば洗浄して古いグリスを取り去ったり新しい物と交換等が必要です。
今回のステアリングロッドは特に異常は感じられなかったので、注油して元に戻しました。

最初にも書きましたが、ジョイント等の動く所は注油してやらないと摩耗したり色々と不都合が出てきます。 泥や水の中に入ったとき、長時間動かしていないときなど、必要に応じて注油やチェックをしてあげて下さい。



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